風鈴へのこだわり
風鈴は、職人が音色を追求し、独自に調合した特殊な真鍮を高温で溶かして 丹念に鋳型に流し込み、さらに一つ一つ手間隙掛けて磨き、独創的な表情に仕上げています。
また昔から鳴り物(成りもの→成り上がるもの)と呼ばれ、 魔除けや縁起物としてインテリアやオブジェとして重宝されています。
風鈴立ては、熟練された職人によって細く均一に割った竹を丸くし、一本一本そして一つ一つ丁寧に作られた駿河千筋竹細工。
竹の持つしなやかなで滑らかな曲線は、日常生活に穏やかな存在感をもたらすとともに経年変化によって色、艶が増して愛着あるものへと変化していきます。
夏には風鈴を軒下にぶら下げて音で涼を感じ、それ以外の季節にはお部屋の インテリアとして癒しを感じる、まさに日本を代表する風物詩のひとつになっ ています。
製品の特長1
形のベースとなる3つの竹輪は、絶妙な熱加減で曲げていき、合わせた繋ぎ目がわかりにくいよう工夫され、41本もの細い竹を一本一本丁寧に手で差し込み接着させています。形状は雪国で木々を守る「雪吊り」を見ているかのようにも感じます。
風鈴
音色にこだわった特殊な真鍮は、黒色のものは金色のものに比べ、やや低い 音で落ち着いた余韻を夕涼みに楽しむ音、高い音の金色のものは、夏の晴れた日に清々しい空気を感じる音となり、人々を癒してくれます。
真田紐
戦国武将 真田幸村の父 昌幸が「強くて丈夫な紐」として愛用していたことからその名が付いたと言われています。 伸びにくく、太い木綿糸で縦糸と横糸で織り上げられた平たく狭い袋状の伝統工芸品として貴重な紐。 その昔から刀の下げ緒や甲冑の装飾、着物の帯留め、茶道具の桐箱の紐など大切なものを留める紐として使われてきました。紐はお茶の色に合わせた緑を主としたものを使用しました。
製品の特長2
博物館や美術館の収蔵品の修復を手がけている職人によって作られています。 古くから縁起が良い、幸福をもたらす木として尊ばれています。その性質は燃えにくく、発火点が約400以上と言われています。また伸長率、収縮率が小さく狂いが少ない為、気密性の高い外気温度、湿度に影響されにくく日本の四季でも大切なものを長期保管、保存することに適しています。その性質から火事や水害で桐箪笥の衣類や大切なものが無事だった話しもあります。
さらに防虫や腐食に強い成分が含まれている為、骨董品や美術品などを入れる箱として長年用いられています。
バリエーション
からお選びください。
2024/02/13以降、【黒】のみ順次仕様変更となります。
仕様変更後、風鈴部分表面がマットな仕上げとなります。